テントウダイス
ダイス / ¥ 600
1〜6の目を実際のテントウムシの模様で表したダイスです。
体長1.5mm程度と小さく、長らく採集例の少ない珍しい種でした。日本には安定して1つ星模様のあるテントウムシはいません。本種は昔の図鑑では無紋とされていましたが、近年の報告で紋が出る変異が確認されました。
青緑色の眼が美しい小型のテントウムシです。2つ星のテントウはたくさんいますが、フタホシというストレートな名前の為、ダイスのデザインに選びました。
芝生に生息する外来種で、その細長い体からハムシと間違えられがちです。頭と胸の赤い部分は独特の透明感があります。ちなみに3つ星のテントウは日本にはいません(海外にはいます)。
丸みの強い小型の可愛らしいテントウムシです。成虫も幼虫もコナラやクヌギのアブラムシを食べます。幼虫は平べったい変わった体型で、化学擬態によってアリからの攻撃を避けていると思われます。九州の個体は黄色が強く出ます。
本州の高山帯にのみ生息します。ハイマツという背の低いマツに付くアブラムシを食べます。頭を下に見た時、翅の赤い部分が大の字に見えることから、ダイモンというセンスのある和名が付けられたと思われます。
メツブテントウ族というグループの中で、最も普通に見られる種です。主に夜行性と考えられ、冬場の数℃の中でも活動が観察されています。更に、本種は雄が1匹も見つかっておらず、単為生殖(雌が自分のクローンを生む)すると考えられています。